毎日パブでビールを飲んでいるものの,残念ながらスコットランドに行く余裕はない.それでも,イギリスに来たのだから,ウイスキーも気になる.シェフィールドに滞在しているので,ヨークシャー(イングランド)のウイスキーを購入しようと,評判のいいリカーショップに向かう.
口コミで絶賛されていた店だ.口コミを見る前に,ChatGPTにお勧めの店を尋ねたところ,以下の回答を得た.
シェフィールドで「日本では購入が難しいウイスキー」を買うなら、第一候補は StarmoreBoss、第二候補は Mitchells Wine Merchantsです。一般的なマッカラン、グレンフィディック、ラフロイグなどではなく、Yorkshire / English whisky、independent bottling、single cask、cask strength を狙うべきです。
最もおすすめは StarmoreBoss です。シェフィールドに 257 Sharrow Vale Rd と 358 Fulwood Rd の2店舗があり、公式サイト上でも “independent, single cask and cask strength single malts” を扱う店と説明されています。さらに whisky のカテゴリが細かく、Scotland、Independent Bottles、English、Ireland、Sweden、India、Taiwan などを分けて扱っています。営業時間は Sharrow Vale 店が月–木 11:00–18:30、金 11:00–19:00、土 10:00–19:00、日曜休みです。Fulwood Rd 店は水–土 13:00–18:30、日–火休みです。
向かったのは Sharrow Vale 店だ.シティセンターからは離れていて,ホテルおよび学会会場からは歩いて20分から30分ほどの距離にある.


大きな店ではないが,品揃えはいい.試飲もさせてもらえる.そして何より,お店の人がお酒に詳しくて親切だと,口コミには書かれていた.
店に入り,店の奥のウイスキーコーナーに向かうと,女性が「何か探してる?」と声を掛けてくれた.「今は見てるだけだから」と答えると,「全然問題ないわよ.試飲もできるのがあるから,気になるのがあったら言ってね」とのことで,じっくりと棚を眺める.
余市と竹鶴など,いくつかのジャパニーズウイスキーが目に飛び込んできたが,値札を見ると,日本国内価格の2倍くらいする.さすがに高い.そもそも,スコッチウイスキーも,スコットランドで買うより日本で買う方が安いものも多い.


「FILEY BAY」がいくつも並んでいるのを見付けた.候補として探していたウイスキーだ.というのも,ChatGPTが推してきたからだ.
特に狙うべきは Filey Bay です。これはヨークシャーの Spirit of Yorkshire Distillery のシングルモルトで、シェフィールド土産としての地域性が明確です。StarmoreBoss の English whisky ページには、Filey Bay Flagship Yorkshire Single Malt Whisky £54.95、Filey Bay Double Oak #2 Special Release Yorkshire Single Malt £74.95、Filey Bay Moscatel Sherry Cask £64.95、Filey Bay Porter Cask Special Release Yorkshire Single Malt £79.95、Filey Bay Sherry Cask Reserve £81.95 が掲載されています。日本での入手性・話題性・地域性を考えると、今回の目的にはかなり合います。
とりあえず,ここ StarmoreBoss でヨークシャーのウイスキーを買えることは確認できた.
日本で容易に購入できるボトルをわざわざ英国から持ち帰る理由はない.買うなら,日本では入手困難なものに限る.というわけで,ヨークシャーのウイスキーを選ぶことに決めた.ヨークシャーはイングランドに属するので,もちろんスコットランドではない.つまり,ヨークシャーのウイスキーはスコッチウイスキーではない.そこがいい.
そこで,先程声を掛けてくれた女性に「ヨークシャーのウイスキーを探している」と伝えた.
すると,FILEY BAYを筆頭に,LAKES,COOPER KING,WIRE WORKSなどを説明してくれた.必ずしもヨークシャーの蒸溜所というわけではなく,その周辺の蒸溜所を含むようだ.
正直,英語での説明を完全に理解できるわけではないので,スマホで調べながら選んだ.


LAKES (The Lakes Distillery) のラベルはとても華やかで目を引く.しかし,素性がよくわからない.どのような樽で熟成したかの情報がない.調べてみると,レイクス蒸留所は2011年イギリス北西部湖水地方に誕生した蒸留所らしい.そして,日本では武川蒸留酒販売で販売されていた.ザ ウイスキーメーカーズエディションは概ね10000円前後だ.StarmoreBossでは£87くらいで,日本で購入した方が圧倒的に安い.
COOPER KING (Cooper King Distillery) はボトル形状が特徴的だ.店にあったのは,PORT-BOUNDとEMBERSの2種類で,どちらも£85が定価.
結局,FILEY BAY Sherry Cask Reserve #5 を試飲もさせてもらい,FILEY BAY Sherry Cask Reserve #6 (Spirit of Yorkshire Distillery) を購入することにした.FILEY BAYシリーズは他にもあったが,これを選んだのは,色が圧倒的に濃かったから.


ChatGPTによる解説は以下の通り.
Filey Bay Sherry Cask Reserve #6 は、ヨークシャーの Spirit of Yorkshire Distillery が造る Filey Bay シリーズの限定シングルモルトで、シェフィールドで買う「日本では入手しにくい英国・ヨークシャー土産」としてかなり良い候補です。
このボトルの要点は、Yorkshire single malt、46% ABV、70cl、限定2,000本、Special Release、価格は蒸溜所公式で£85 です。蒸溜所公式の商品ページでは、テイスティングノートとして black treacle、fruitcake、blackcurrant jam、cola sweets が挙げられています。つまり、軽いバーボン樽系ではなく、黒糖蜜、フルーツケーキ、黒系果実、甘い菓子感のある、濃色シェリー寄りの味わいです。
中身として重要なのは、first-fill ex-Oloroso sherry butts のみで構成されている点です。小売店 Spirit Specialist の説明では、Sherry Cask Reserve シリーズの過去リリースは #1 Oloroso、#2 PX、#3 Fino、#4 Oloroso/PX/Moscatel、#5 PX または Moscatel barrels で、今回の #6 は solely first-fill Oloroso Sherry butts と説明されています。これは「シェリーカスク熟成のシリーズ物の第6弾」であり、かつ Oloroso に焦点を戻したリリースと理解できます。
帰国したら飲もう.
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