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レポートの書き方:基礎の基礎

担当している学部生向けの講義で,毎回宿題を出している.

簡単な問題なのだが,訳のわからないレポートを提出してきた学生がいたので,それもかなり多くいたので,衝撃を受けた.

例えば,グラフを描けという問題なのに,そのグラフがない.PDFファイルを提出せよと指示しているのに,Wordファイルと画像ファイルを提出している.など.

世の中を舐めているのか,まともに指導してもらったことがないのか,いずれにせよ,そのままにはしておけないので,講義の最初と最後に,レポートの書き方について説明した.

最低でもこれだけは徹底しよう!

  1. 自分の名前と作成日を書く.
    • LMSで提出する(提出者は特定される)から不要だと判断したのだろうが,書く癖を付けておいた方がいい.
  2. 指示に従う.
    • そのために,指示をしっかり読んで,正確に理解する.
    • 何を書けと指示されているか.いつまでにどのようにして提出しろと指示されているか.
  3. 読みやすい文字(フォントや大きさ)を使う.
    • これからは,レポートを読んでくれるのはAIだけになるかもしれない.でも今はまだ人間が読んでいる.人間に読んでもらうことを想定して,人間が読みやすいレポートにする必要がある.
    • 小さすぎる文字や大きすぎる文字は避ける.
    • 手書きでもよいが,字が下手でもよいが,丁寧に書くようにする.そうすれば読んでもらえる.
  4. 図を使うときは,キャプション(図の説明)を書く.
    • 図を貼って何の説明もなければ,図の意味がわからない.何の図か,その図から何を読みとって欲しいのかを書く.書いても伝わるかどうか怪しいのに,書かなければ伝わるわけがない.
  5. グラフを使うときは,縦軸や横軸のラベルや数字,凡例を見やすい字で書く.
    • 縦軸と横軸の意味がわからないグラフでは何も伝えられない.
    • ソフトの出力そのままだと,読むのに苦労するほど小さい字になりがち.
    • 見てもらい理解してもらうためにグラフを使うなら,手間を惜しまず,わかるグラフにする.
  6. 参考にした資料があれば,参考文献としてレポートの最後に書く.
    • 自分で考えたことではなく,誰かが考えてまとめた内容をレポートに引用するのであれば,引用元の文献を明示する義務がある.それをしないのは泥棒に等しい.

これらは私の講義での宿題に限らず,論文にもあてはまる.

© 2026 Manabu KANO.

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