というシンポジウムを,2026年5月15日(金)と 16日(土)の2日間,京都大学百周年時計台記念館で開催した.
通称 PSE Japan 2026,正式名称は第2回プロセスシステム工学日本大会.
プロセスシステム工学(Process Systems Engineering: PSE)とは,課題解決の方法論を探求し実社会に応用する(実際に課題を解決する)学問で,とても強い.その中心にモデリングがある.

モデルは合目的的でなければならない.
これが重要で,モデルは何でもいいわけではない.モデルというのは,対象の何かしらの面を再現するものであり,完全コピーである必要はない.モデルを構築する目的があるはずで,その目的を達成できるモデルを構築することは最低限必要になる.その上で,モデル構築のコストを最小化したいなどの要望にも応えていく.
PSE Japanを主催するのは,化学工学会 システム・情報・シミュレーション部会(SIS部会) プロセスシステム工学分科会だ.
プロセスシステム工学分科会(通称 PSE委員会)が発足したのは2022年で,比較的新しい組織だ.しかし,その前身である⽇本学術振興会プロセスシステム⼯学第143委員会の発足は昭和51年6⽉にまで遡り,とても長い歴史を持つ.名実ともに,日本のプロセシステム工学分野を代表する組織であり続けている.
このPSE委員会が主催するのがPSE Japan 2026であり,その趣旨(理念)がウェブサイトに書いてある.
プロセスシステム工学国際会議(PSE)は、第1回が1982年に京都で開催されて以来、2024年に至るまで15回開催されてきました。 そのアジア版であるPSE Asiaは2024年までに11回開催されています。 今般、国内の「PSE研究に携わる学生や産学の研究者・技術者が一堂に会し、分野の活性化につなげるためのシンポジウム」として、 PSEJapanを企画し、その第1回として PSE Japan 2025 が開催され好評を得ました。2026年に第2回を開催します。
シンポジウム開催の意図をしっかりと参加者に伝えておく必要があるため,開会挨拶で述べた.

この趣旨に賛同していただいた企業11社にスポンサーになっていただいた.
このスポンサー収入を,学生の旅費補助や意見交換会費用などに充てている.
分科会長として改めて御礼申し上げます.

PSE Japan 2026のプログラムは,国内外のプロセスシステム工学分野の大学研究室からの講演,企業からの講演に加えて,学生と企業のポスター発表で構成される.
第1日目の夕方には意見交換会を開催した.
昨年のPSE Japan 2025のアンケート回答に「料理が少なかった」という意見があったことを受けて,今回は料理を出しまくった.もちろん,質より量というわけではない.質も量もだ.



最終的に少し余った.これで「料理が少なかった」とは言わせない.
最後に,PSE Japan 2026 Student Poster Award も発表した.受賞した学生の皆さん,おめでとうございました.
参加者に楽しんでもらえて,学生が将来この分野で活躍してくれたら,とても嬉しい.
運営を手伝ってくれた学生にも感謝して,PSE Japan 2026は無事に終了した.
ちなみに,意見交換会のあと,コアメンバーで「ウイスキーを飲む会」を開催した.

© 2026 Manabu KANO.
コメント